黒い鍋、黒い食材
猫の柄では、黒がすき。
黒猫のつやつやとした毛並みがすき。
夢中になった黒ちゃんは、愛嬌がある性格の猫だった。
変わっていて、しっぽが引っこ抜いたみたいにまるまるない!
しっぽのあるはずだった周りの毛がばさばさしていた。
今日は愛用のストーブ鍋で、明日実家にもっていく常備菜をつくる。
一品目は、ひじきの煮物。
ひじき、にんじん、しいたけ、油揚げにするか大豆にするか?
すると年末に買ったちいさなちいさな粒の黒豆があって
これを入れてみることにした。
ますばこれを柔らかくするか。
しゃらしゃら、じゃゎー、くつくつ、しゅーしゅー
湯気がひいて小一時間もすれば煮えあがる。
そして、黒い鍋に、ひじきの黒、黒豆の黒。
炒めて、煮て
質感のちがう黒がからまりあう!
スプーンにすくった黒を噛むと、かくれた黒豆の甘さがじわりくる。
豆の汁でとろりとひかるひじき。
やっぱり黒ってきれいだな。
余談
スポンジを新品にする。くまモンのスポンジをおろした。